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文学フリマとダーウィンの街の本屋

 第十五回文学フリマから一か月以上経ってしまいましたが、皆さん如何お過ごしでしょうか。クリスマスですか。年末ですか。それとも冬コミですか。一般参加した感想と、文フリの五日後に行ったオーストラリア・ダーウィンの本屋さんについてです。あと、空の上で考えた「物語」のことも。


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東京スカイツリーの絵が素敵な、今回の文フリポスター。
下の写真は、一階の会場風景です。
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 酔いどれラジオは一般参加でした。サークル参加のときは味わえない文学フリマを堪能しましたよ。見本誌コーナで心行くまま時間を費やしたり、じっくり会場を回って本を吟味したり、ターリー屋さんのカレーを落ちついて食べたり、落ち着いてカレーを食べたりすることができました。本が売れるか心配で心配で、今までカレーを食べる余裕なんてなかったのです。「非公式文学フリマ小説ガイド」を開いて、次はどんな本に出会えるのかワクワクしながら食べるカレーは、本当に美味しかったです。
 
 本をつくる醍醐味を実感できるのはサークル参加ですが、一般参加で気兼ねなく新しい本との出会いを楽しむのもまた良いです。あと、お友達を呼びやすいですね。会場を一緒に回る時間がたっぷりあるし。
 本を売るときは気持ちがいっぱいいっぱいで楽しむところまで行きつけなかったのですが、今回は素敵な本を何冊も発見でき、読後に感想も書けて、読書が好きだなぁと改めて思いました。放課後さんの『放課後 文藝部室号』が本と読書の特集で、これを読んだことも「あーやっぱり本が好きだ」と実感できたことの一つでした。
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 読書への熱い思いと愛(と言うと、くすぐったい感じがするけど)が詰まっている本で、読書を趣味としていることを自信持って言えない気持ちを払拭させてくれました。好きなら良いんだよね。


 そんな読書熱も冷めぬまま、ちょっと野生のワニを見ようと思い、オーストラリはダーウィン行きの飛行機に乗りました。そこで「物語」について考えたのです。
 きっかけは、飛行機で読んでいた桜庭一樹さんの『お好みの本、入荷しました 桜庭一樹読書日記』ダ・ヴィンチ電子ナビに掲載されている冲方丁さんのインタビュー記事でした。

 お二方の言葉に、共通する「物語を楽しむ人のこと」を見つけました。

 冲方さんは、15年以上小説を書き続ける中で実感したこととして、「物語に共感できるのは、その人の中に、その人ならではの物語があるからなんですよ。では物語と物語が出会うことによって何が生まれるかというと、新しい可能性が生まれる。人は、新しい自分になる可能性と巡り会うために、物語を欲するんだと思うんです」と語っています。
 一方、桜庭さんの読書日記では恋愛小説のことを書いていて、こんな文章がありました。「ぜんぜん恋愛小説じゃないのに、なぜか恋をしたくなる、っていうのも小説の謎の効能のひとつかもしれない。小説が面白いんじゃなくて、読む人たちの心が結局のところ、面白いんだよなぁと思いながら、今日、入稿した新しい本のまだ見ぬ読者を夢見つつ、いまごろなれないテレビの疲れが出て急に動けなくなり、丸くなってがくっと寝た。」

 物語を楽しむ人は、きっとその人の中に面白い物語があるのでしょうね。
 私が新しい本との出会いを求める理由は、おそらく自分の中の物語をもっと増やしたいからだと思います。そうやって図書館や本屋や文学フリマに出かけて行って、物語貯蓄をするのです。貯まってきたらまた本にしたいです。誰でも本をつくって読んでもらうことはできるから、貯蓄が満期を迎えそうな方はぜひ文学フリマにサークル参加してみてください。私の物語貯蓄の一部にしたいので。ぺろり。


 ダーウィンの街中やショッピングセンターで、唯一楽しんだお店が本屋さんだったことも、おそらく「本に関する物語」だけは内臓の中にあったからですね。というわけで四軒の本屋さんの紹介です。


中心街のモールの中にあった本屋さん。
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お店のウィンドウには、クリスマスの贈り物ための展示がしてありました。
「彼への贈り物」「友達への贈り物」「彼女への贈り物」「子どもへの贈り物」と分けられ本が紹介されてたのが面白かった。漠然と「クリスマスのプレゼントに」と紹介されるより、イメージしやすいです。女の子には、料理本とか手芸の本が紹介されていました。
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店先にあった「Today's Picks」
なんなんだろう、これ。本はたしか海に関するものだったと思います。ミッション系の高校に通っていたので、なんだか「今日の聖書の一節」を彷彿とさせました。日本の本屋さんではあまり見かけないなぁ
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中心街からバスで1時間弱ところにあるショッピングセンターの本屋さん。
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店の前にたくさん本が出てる。セールだからかな?
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こちらもショッピングセンター内の本屋さん。
店の中も外もセールをしていました。そんなにセールして大丈夫なの!?と焦るくらい。在庫管理とか流通とかどうなってるんだろう。
手帳とかカレンダーが大量に売りさばかれているのは日本と似ていますね。
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面白いと思ったのは、本のジャンルを示すプレート。
この写真のように、上にぴょーんと出ているお店をもう一軒見つけました。
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ちなみに、ジャンルは
サイエンス&ファンタジー
チルドレン
クッキング
ダイエット&ヘルス
ティーンエイジ
ニュータイトルズ
 などなど。


こちらも、ショッピングセンターにある本屋さん。文房具やカードも併売している、有隣堂みたいなところでした。
『OTAKU』という日本のアニメを紹介する雑誌があった。「廻るピングドラム」が表紙だけど、なんだかちょっと不穏な感じでした。
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90%オフのセール品。積み過ぎ。売る気ないでしょう!
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 中心街には図書館もあって、そこは誰でもインターネットができます。
ダーウィンは第二次世界大戦で日本軍の襲撃があった街なので、図書館の柱が日本軍の爆弾の形をしています。戦争を忘れないためにだそうです。図書館は建物として見るのも楽しいですが、日本人が嫌われていないか心配になりました。
 でも日本とダーウィン(ノーザンテリトリー州)は戦争以外にも関係が深く(真珠とか稲作とか)、観光気分丸出しの私にも優しかったのでほっ。地下の閲覧室にいた司書さんの娘さんは、二人とも日本語を習っているそうで、私も丁寧な日本語を話したり残したりしたいなぁと思ったのでした。




 あれ。また最後が真面目になっちゃった。まあいいや。


 いくた
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Author:お酒強いですけど
文学フリマやコミティアで活動中。

【イラスト・漫画】さくら→Pixiv
【文】いくた→@7m7s

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